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BIM/CIMコンサルティング – アコーディオン版

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BIM/CIMは国交省が令和5年(2023年)4月に原則化し、これからの国内の建設・土木事業に不可欠な全体最適化システムです

各工程や工種が細かく縦割り化されている国内の建設・土木事業において、事業全体の円滑な進行や、BIM/CIMデータの適切な継承と管理はコスト面からも大変重要です。

当社のコンサルティングは、各工程や工種のみで一時的に使用するデータではなく「測量~維持管理」まで全工程を最適化し、従来の業務を担う建設コンサルティング企業と並走する専門家として、方針や解決策を提供しています。

また各工程や工種に最適化されたBIM/CIMデータを活用する事で「コストの最適化」「精度の向上」と「工期短縮」「情報共有の強化」「人手不足の解消」に効果があります。

最終的には「維持管理」に関わる全体最適化システムの基幹データとして日本のインフラ維持に威力を発揮します。

国内の建設・土木事業で起こる問題・課題とその解決のために当社が提供するコンサルティング

現在、国内の建設・土木事業は各工程や工種ごとに様々な企業が関わります。
合わせて一貫してBIM/CIMデータを更新・管理するコンサルティング企業がないため、各工程で作成したデータが事業に効率よく活用されることは稀です。
この様な現状が原因となり各工程や企業間の意思疎通が円滑に行われず、手戻り等の問題が発生しています。
更にデータ更新や管理に関わる実務規定がない事も問題発生の原因です。
この様な問題・課題に対し当社は専門コンサルタント企業として有益な提案をしています。

【問題・課題】

上位計画を担う発注者は、この段階からBIM/CIMを活用する技術・時間・コスト・機材・知見が乏しいため、具体的な方針を示せず結果的に諦めてしまっている可能性があります。

【当社コンサルティング事例】

当社のような専門コンサルタント企業を上位計画段階から活用する事で、発注者の余計な負担を軽減し、初期段階からBIM/CIMを導入する方策を提案しています。

【問題・課題】

測量工程のBIM/CIM活用は、下流工程でBIM/CIMモデルの構築に使用する点群データの取得と、サーフェースモデルへの変換が主眼となっています。
現状は、新しく取得した点群データや古い三次元地形モデルをBIM/CIMモデルに活用するためのルール作りが課題となっています。

【当社コンサルティング事例】

当社では、明確なルールがない中でも測量段階で作成した地形のサーフェースモデルを、下流工程での使い勝手も考慮しJ-Land XMLやIFC等の汎用性の高いデータ形式で提供しています。

【問題・課題】

環境影響調査をはじめとした各種調査と具体的な計画においては、地域住民や関係者間の合意形成が難航し手戻りが増え、時間コストが増加してしまう問題があります。
また、その時々で異なるツール(GIS、フォトモンタージュ他)を用いるため、余計な時間とコストがかかっています。

【当社コンサルティング事例】

円滑に業務を進めるには技術者間の協議を始め、地域住民や関係者との合意形成が大変重要です。
当社はBIM/CIMを基幹のデータとしてDX活用し、協議や合意形成に活用できる資料作成などを効率的に行えます。

【問題・課題】

概略設計、詳細設計を行う段階で、二次元図面のみでは間違いを発見できず手戻りが発生したり、そのまま下流工程まで流れてしまい、結果的に多大なコストと時間を損失する可能性があります。

【当社コンサルティング事例】

二次元図面を三次元化することで、適正な設計検討を行うことができます。
また構造上複雑な箇所を必要に応じた詳細度で三次元化することは、図面上の間違いを発見することに役立ちます。
二次元図面の三次元化は精度の高い設計を可能とし、下流工程で発生する大きな手戻りを未然に防止し事業全体の効率化に寄与します。
当社はこのような効果を理解し的確なBIM/CIM活用の支援を行っています。

【問題・課題】

積算では、二次元図面から数量を計る工程に多くの時間と労力を費やし効率的ではありません。

【当社コンサルティング事例】

BIMモデルから長さ、面積、体積を計るため複雑な形状であればある程、数量算出の時間と労力を削減できます。
当社では、BIMモデルを活用した積算業務を想定しモデル作成を行っています。

【問題・課題】

施工段階には3つの問題・課題があります。
1、発注者から貸与されたBIMモデルの場合、施工会社は互換性のなさや適切な詳細度になっていないBIMモデルをそのまま活用できない。
2、大手建設会社を除き、施工管理にBIMデータを活用する環境が整っていたいため、多くの場合、活用が困難である。
3、ICT施工にBIMモデルを活用したいが、上流工程からBIMモデルが貸与されないため、自ら作成するから活用が進まない。

【当社コンサルティング事例】

三次元化されたBIMデータを活用することで、周辺住民の工事告知チラシや重機、ヤード等の配置、時間経過による変更等の確認を効率的に行えます。

【問題・課題】

維持管理は上位工程のBIMデータが反映されず、結果的に従来の方法で管理を行なっている可能性があります。

【当社コンサルティング事例】

本来BIMは、工程の上流から下流まで同じBIMデータを一貫して活用する事で、威力を発揮する全体最適化システムです。
効率的な維持管理をするには、上流から引き継いだBIMデータに維持管理に必要な情報を付与することで一元管理が可能となり効率的に業務が行えます。

当社代表 上田によるBIM/CIMの解説

米国で最先端のBIM/CIM構築に携わり、20年以上に渡って100案件以上の日本国内BIM/CIMコンサルを行ってきた当社代表上田がBIM/CIMについて基礎からお話いたします。

【令和5年度 第3回ICT施工Webセミナー】
~BIM/CIMの理想と現実_株式会社風景デザイン研究所~

出典: 国土交通省関東地方整備局YouTube

当社BIM/CIMを用いた実際のプロジェクト例

当社BIM/CIMを活用して頂いた富山市が、インフラの建設・維持管理における革新的な取組を行った公共団体として、国土交通省の「令和2年度 i-Construction大賞 国土交通大臣賞(地方公共団体等の取組部門)」を受賞いたしました。富山市の建設・維持管理業務の効率化・高度化に当社が貢献できましたことを光栄に思います。国内で急速に需要が増しているBIM/CIM導入を背景に、すでに始まっているDXへの取組を強化しながら、さらに社会貢献できるよう努力を重ねてまいります。

プロジェクト詳細を記した特設ページはこちらです。ぜひご覧ください。

当ソリューションを支える当社の技術

風景デザイン研究所の視覚化技術紹介動画を観る

  • BIM/CIM

    上記のように、構想段階・上位計画から各工程に合わせて、プロジェクト全関係者のコミュニケーションおよびプロジェクトの理解を、強力にバックアップするツールです。国土交通省もBIM/CIMの活用を強く提唱しています。
    業務内容「BIM/CIM」の詳細を見る。

  • 地熱開発支援アプリ「G」

    都会ではなく田舎の地域に橋の建設が予定されている場合、調査・景観検討・施工シミュレーション・住民説明等の段階で、橋の近くの植生を正確に再現する必要があります。環境省の現存植生図に合わせて群落生成が可能な「地熱開発支援アプリ「G」を用いれば、群落を再現したまま各視点場や眺望点から景観シミュレーションを行えます。
    「地熱開発支援アプリ「G」の詳細を見る。

  • 3DVRCGデータ

    3次元データは、BIM/CIMデータの中核です。VR空間内をリアルタイム操作で自由に移動して、お好きな場所から橋梁や建物、構造物を見ることが出来る技術です。
    ビジュアル資料集「3DVRCGデータ」の詳細を見る。

  • 3D視覚化データ

    図面を重ねあわせてゆきながら施工の各段階を確認するなど、2次元(=平面)を3次元(=立体)で表現する技術です。2次元から3次元化することで、格段とわかりやすくなります。
    ビジュアル資料集「3D視覚化データ」の詳細を見る。

  • フォトモンタージュ

    写真やCG画像などを部分的要素として合成した絵や写真で、建設業界では一般的に、現況写真に建設物を合成したイメージ画を指すことが多いです。「橋梁が完成すると景観はどう変わるのか?」など建設前後の様子を比較する場合には圧倒的な説得力を発揮しますので、住民説明に効果的です。
    ビジュアル資料集「フォトモンタージュ」の詳細を見る。